心理学ってどんなことを学ぶ学問?
心理学という学問があることは大抵の人が知っているでしょう。しかし、具体的にどのようなことを勉強する学問なのかということを説明することができる人は少ないかもしれません。心理学とは、人間の心と身体のメカニズムを科学的に解明していく学問です。心理学にはいくつかの分野があります。認知心理学や動物心理学、人格心理学など様々な分野に分かれているのです。神経・生理心理学の分野では、心と身体の機能の関係を研究します。それぞれの分野の研究を元に、心理学以外の学問へも影響を与えており、あらゆる発展を遂げていると言えるでしょう。まだまだこれから新しい発見が期待できる学問であると考えられています。
心理学の学び方や大学は?
心理学を本格的に学ぶならば、心理学部がある大学に入学する必要があるでしょう。しかし学部に限らず、多くの大学では1年の時に心理学概論を学び、心理学全般について勉強します。2年生以降も、専門的に心理学を学びたいと考えているならば、心理学部を選択しなければなりません。3年生に上がると、研究室に属し心理学を専門に学ぶことになるでしょう。大学で心理学を専門的に学んだ後は、カウンセラーやケースワーカーなどの仕事に就く人が多いようです。心理分析の仕事以外にも、教育関係や人事などでも心理学が役立つと考えている企業は増えています。心理学は、大学だけでなく通信教育などでも専門的に学習することができるため、これから学びたいという人にはおすすめです。
心理学の大学は、学校や心療内科などでカウンセラーとして働きたい人や、社会生活の中で人間関係を良くしたい人に選ばれています。